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武士道|新渡戸稲造 読むほどに、あなたを強く、美しく。

 

 

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かつての日本には、わが国固有の伝統精神があった。武士道もそのひとつである。それは、新渡戸稲造が1899年に英文で『武士道』を発表し、世界的な大反響を巻き起こしたことでもわかる。
当時の日本は、まさに文明開化の真っ只中であった。怒涛の如く押し寄せる西洋の新しい価値観によって、社会全体がことごとく西洋化していった。その変わりゆく姿を見て、新渡戸稲造は「日本人とはなにか」を問い直そうと考え始めた。そして彼は失われゆく日本の伝統精神を振り返ったとき、「武士道」こそが、日本人の精神的支柱であり、それを世界に広く紹介することが日本のためになると考えた。
本書はその現代語訳である。発刊当時の明治期と同様、現代の私たちは急速な国際化の中で、日本人のアイデンティティを見失いつつある。今こそ私たちはもう一度「日本人とはなにか」を問い直す時期にきているのではないか。倫理観・道徳観を改めて考えることができる格好の書。

 

出版社からのコメント
第一章 武士道とはなにか
高き身分の者に伴う義務
武士の心に刻み込まれた掟
勇猛果敢なフェア・プレーの精神

第二章 武士道の源はどこにあるか
仏教と神道が武士道に授けたもの
孔子を源泉とする武士道の道徳律
武士道が目指す「知行合一」の思想

第三章 義--武士道の礎石
義は人の道なり
「正義の道理」が私たちに命ずる

第四章 勇--勇気と忍耐
義を見てせざるは勇なきなり

第五章 仁--慈悲の心
「仁」が王者の徳といわれるのは何故か
「武士の情け」とは力ある者の慈悲
武勲を捨て去った強者の物語

第六章 礼--仁・義を型として表す
礼の最高の形態は「愛」である
茶の湯は精神修養の実践方式
泣く人とともに泣き、喜ぶ人とともに喜ぶ

第七章 誠--武士道に二言がない理由
武士の約束に証文はいらない
なぜ武士は銭勘定を嫌ったか
嘘は「心の弱さ」である

第八章 名誉--命以上に大切な価値
恥の感覚こそ、純粋な徳の土壌
寛容と忍耐による陶冶
一命を棄てる覚悟

第九章 忠義--武士は何のために生きるのか
日本人の「忠義」の独自さ
わが子の犠牲をも厭わない忠誠
武士道は個人よりも公を重んじる

第十章 武士はどのように教育されたのか
最も重視された「品格」
「富は知恵を妨げる」が武士の信条
教師が授けるものは金銭では計れない

第十一章 克己--自分に克つ
大人物は喜怒を色に表さない
日本人の微笑の裏に隠されたもの
克己の理想は心を平静に保つこと

第十二章 切腹と敵討ち--命をかけた義の実践
魂は腹に宿るという思想
切腹は法制度としての一儀式
切腹はどのように行われたのか

第十三章 刀--武士の魂
魂と武勇の象徴としての刀
日本の刀剣に吹き込まれた霊魂
武士道の究極の理想は平和である

第十四章 武家の女性に求められた理想
家庭的かつ勇敢であれ
純潔を守るための懐剣
芸事やしとやかな振る舞いの意味

第十五章 武士道はいかにして「大和魂」となったか
民衆に規範を示した武士道
大衆の娯楽に描かれる気高き武士たち
桜と武士道は「大和魂」の象徴

第十六章 武士道はなお生き続けるか
武士道が堂々と築き上げた活力
維新の元勲たちのサムライ精神
「小柄のジャップ」の持つ忍耐力、不屈の精神

第十七章 武士道が日本人に遺したもの
武士道は消えゆくのか
日本人の表皮を剥げばサムライが現れる
「武士道に代わるもの」はあるのか
内容(「BOOK」データベースより)
かつての日本には、わが国固有の伝統精神があった。その一つが武士道である。それは、新渡戸稲造が1899年に英文で『武士道』を発表し、世界的な大反響を巻き起こしたことでもわかる。本書はその現代語訳である。発刊当時の明治期と同様、現代の私たちは急速な国際化の中で、日本人のアイデンティティを見失いつつある。「日本人とはなにか」を問い、倫理観・道徳観を見直すことができる格好の書である。
著者について
【岬龍一郎】 1946年生まれ。作家・評論家。早稲田大学を経て、情報会社・出版社の役員を歴任。退職後、著述業のかたわら、人材育成のために「人間経営塾」を主宰。国家公務員・地方公務員幹部研修、大手企業研修などの講師を務め、「人の上に立つ者の人間学」を説いている。 著書に、『「日本人の名著」を読む』『内村鑑三の「代表的日本人」を読む』(以上、致知出版社)、『新・武士道』(講談社+α新書)、『新渡戸稲造美しき日本人』(KKベストセラーズ)、『中村天風心を鍛える言葉』『日本人の品格』『いい言葉は、いい仕事をつくる』(以上、PHP文庫)、『新渡戸稲造の人間道』『人生の師を見つけよう』(以上、PHP研究所)、訳書に、『武士道』『学問のすすめ』『[超訳]論語自分を磨く200の言葉』『[超訳]老子心が安らぐ150の言葉』(以上、PHP文庫)、『[現代語抄訳]言志四録』『[現代語抄訳]論語』『[新訳]一日一言』『[新訳]老子』(以上、PHP研究所)など多数がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岬/龍一郎
1946年生まれ。作家・評論家。早稲田大学を経て、情報会社・出版社の役員を歴任。退職後、著述業のかたわら、人材育成のために「人間経営塾」を全国13カ所で主宰。国家公務員・地方公務員幹部研修、大手企業研修などの講師を務め、「人の上に立つ者の人間学」を説いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)