漫画家100人余 ウクライナ支援 描き下ろし色紙をオークション
漫画家100人余 ウクライナ支援 描き下ろし色紙をオークション
軍事侵攻を受けるウクライナの人たちなどを支援しようと「あしたのジョー」などの作品で知られるちばてつやさんを始めとする100人余りの漫画家たちが描き下ろした色紙のチャリティーオークションが始まりました。
これは「日本漫画家協会」の会長を務めるちばてつやさんが発案して、3日からオンラインサイトで始まりました。
ちばさんのほか「はじめの一歩」で知られる森川ジョージさんや、「賭博黙示録カイジ」などの作品で知られる福本伸行さんなど、第一線で活躍する110人の漫画家たちが平和をテーマに描き下ろした色紙146枚が3回に分けて出品されます。
また「あしたのジョー」と「はじめの一歩」の人気キャラクターが共に描かれた色紙など、複数の漫画家が共同で手がけた色紙も出品されています。
ちばさんは「こんな大変な時代に漫画家として何かできることはないか考え、この企画を始めました。世界で苦しんでいる人を応援するという動きがもっと広がればいい」と話していました。
森川さんは「漫画を読めるということは平和なんだということを改めて考えるきっかけにしてもらいたい」と話していました。
オークションは今月23日まで行われ、売上金はウクライナなどで支援活動を行っている「国境なき医師団」に寄付されるということです。