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60歳からはやりたい放題 「嫌なことはやらない」のが、60代以降の鉄則

60歳からはやりたい放題 (扶桑社BOOKS新書)

60歳からはやりたい放題 (扶桑社新書) 新書 – 2022/9/2
和田 秀樹  (著)
5つ星のうち3.9    46個の評価
ベストセラー1位 - カテゴリ 高齢化社会

42万部超の大ベストセラー『80歳の壁』著者の最新作!

歳を取れば取るほどに、将来に対する不安から「食事や嗜好品、お金などを節制して、
老後に備えなければならない」と考える日本人が、非常に多いように感じます。

でも、その考えには真っ向から反対です。
むしろ60代からは「やりたい放題」に生きることこそが、
若々しさを保ち、頭の回転も鈍らせないための秘訣だからです。

「心」、「体」、「環境」が激変する60代が第2の人生を楽しむためのターニングポイントです。
変化に対する正しい対応策を知ることで、必要以上に将来を怖がらず、
みなさんが自分の生きたいように生きられることを心から願っております。

(目次)
▼第1章:60代以降は「嫌なことはやらない」
・60代に起きる環境や体の変化を知っておく
・60代以降でも脳は鍛えられる
・60代以降のほうが、個人の差が大きく開く
・日本には長生きの専門家がいない
・「嫌なことはやらない」のが、60代以降の鉄則
など

▼第2章:好物を食べれば脳も体も健康に!
・小太りの人のほうが長生きする
・「肉を食べすぎてはいけない」にだまされるな
・脂肪がないと「脂肪」は燃えない
・「食べたいもの」は「体が欲しているもの」
・60歳以上ならばタバコはやめなくていい
など

▼第3章:「新しい体験」で前頭葉も活発に
・60代から絶対にやってほしい「散歩」
・スポーツはやりすぎないほうがいい
・「若作り」が老化にストップをかける
・毎日に少しでいいから、変化をつけよう
・60歳以降に欠かせない男性ホルモン
など

▼第4章:良い医師や病院の選び方とは?
・「死にさえしなければいい」という日本の医師
・高齢者に大学病院はふさわしくない
・健康診断を受ける価値はない
・受ける価値があるのは「心臓ドック」と「脳ドック
・薬漬け医療に拍車がかかる理由
など

▼第5章:「認知症うつ病、ガン」を怖がりすぎない
・「認知症=かわいそう」は間違い
・なぜ、ひとり暮らしは認知症が進まないのか?
認知症と間違われやすい老人性うつ
・老人性うつを回避するには?
・ガンは治療しなければ「理想的な死に方」
など

▼第6章:嫌な人と付き合うよりは孤独でいい
・結婚は2度するくらいがちょうどよい?
・子どもの「介護離職」は絶対に止めるべし
・家庭内介護で起きる「介護虐待」
・自殺者が予想外に増えなかったコロナ禍に証明された「孤独の価値」
・孤独は避けるべきものではない
など

▼第7章:お金使うほど幸福感は高まる
・「老後資金2000万円不足」のウソ
介護保険の利用をためらう必要はない
・遺産相続の高齢化が生むトラブル
・子どもにお金を残すよりも投資
・お金はどんどん使ったほうが幸せになれる
など

▼第8章:60代からこそ、人生を最高に楽しめる!
・「ピンピンコロリ」への疑いのまなざし
・なんて素敵な「寝たきりライフ」
・終の棲家は60代までに決めておこう
・60代になったら、どんどん自己主張しよう
・とにかく「やってみたかったこと」をやろう
など

 

著者について
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医
東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、
現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。
高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている。
ベストセラー『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)など著書多数。