日本人眼科医が“アジアのノーベル賞”に選出(2022年10月24日)
日本人眼科医が“アジアのノーベル賞”に選出(2022年10月24日)
1,061 回視聴 2022/10/24
「アジアのノーベル賞」とも言われるマグサイサイ賞に今年、選ばれた日本人眼科医の服部匡志さんが取材に応じ、ベトナムで長年、無償で治療を行ってきた自身の活動を振り返りました。
眼科医・服部匡志さん:「(受賞は)私としてはサプライズですね。普通にやってることなんで」
服部さんは20年以上にわたり、日本とベトナムを往復しながら貧しさで白内障などの治療を受けられなかった現地の人たちに無償で手術を行ってきました。
これまでに治療してきた患者は2万人以上に上るということです。
長期にわたる活動が評価され、アジアの社会貢献などに功績を残した個人や団体に贈られるマグサイサイ賞の今年の受賞が決まりました。
服部さんは今月、受賞決定後に初めてベトナムに入り、約100人の診察にあたりました。
眼科医・服部匡志さん:「ただ、目の前の人を助けたいという気持ちですね。これがもう今、一番頭の中にあって、アクションを起こしているだけです」
服部さんは、将来的にはこの活動がアジア全体に広がっていけばと期待を込めました。
マグサイサイ賞の授賞式は来月、フィリピンのマニラで行われる予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp