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門真親子4人殺傷事件 受刑者と被告の母親に“6200万円”の賠償命令 大阪地裁「病状の悪化放置した」

門真親子4人殺傷事件 受刑者と被告の母親に“6200万円”の賠償命令 大阪地裁「病状の悪化放置した」

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18,501 回視聴  2022/10/25
大阪府門真市で親子4人が殺傷された事件で、大阪地裁は遺族への慰謝料などとして受刑者の男とその母親におよそ6200万円を支払うよう命じました。

6年前、門真市の住宅で川上幸伸さん(当時43)が短刀で刺されて死亡、子ども3人も
重軽傷を負いました。

坂部裕眞・旧姓・小林裕眞受刑者(30)は、刑事裁判で、「妄想型統合失調症の影響が大きい」として、懲役30年の実刑判決が確定しています。

川上さんの遺族は、小林受刑者が病気の治療を中断したため症状が悪化し、母親に監督責任があったとして、7200万円の損害賠償を求めて提訴していました。

25日の判決で大阪地裁は、「母親は小林受刑者に適切な治療を受けさせ、他者に危害を加えるのを防ぐ義務があったにもかかわらず、病状の悪化を放置していた」などとして、小林受刑者と母親におよそ6200万円の損害賠償を支払うよう命じました。

【亡くなった幸伸さんの妻・川上千春さん(49)】
「被害を起こした犯人だけが悪いのではなく、家族も関係があって責任が問われることを知ってほしい」

遺族は「この判決が精神疾患が要因となる事件の再発防止にも繋がってほしい」としています。