“飲酒ひき逃げ”9割以上執行猶予
“飲酒ひき逃げ”9割以上執行猶予
326,552 回視聴 2018/07/24
5年前に成立した「自動車運転処罰法」。
その中に「過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪」が
盛り込まれた。「発覚免脱罪」と呼ばれる、 より重い処罰にすることで飲酒運転を抑止するのが狙いだった。
しかし起訴された加害者の9割以上が執行猶予の判決が言い渡されているのが現実。その背景を探った。
交通事故(死亡事故)に執行猶予はつく? 実刑の判断要素とは
令和2年版犯罪白書「交通事件 通常第一審における有罪人員の科刑状況」によると、令和元年に交通事件により懲役または禁錮の言い渡しを受けた者のうち、実刑判決を受けた者の割合は危険運転致死傷罪(致死事件)が適用された場合が100%、過失運転致死傷罪(致死事件)は4.6%でした。