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やる気が出ない時の対処法

やる気が出ない時の対処法

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00:00 OP
01:03 ついついやる気が出るもの
02:50 自分の人生への応用
04:18 なぜできなのか?

本日は「やる気が出ない時の対処法」というテーマでお話しします。

やる気、出ないですよね?
なかなかやる気出ないと思いますよ。
疲れちゃいますし。
現代人は忙しいので、やる気はなかなか出しにくいと思います。
きちんと睡眠時間をとって食事をして気力十分になって「よし、やろう!」と思っても、やっぱりすぐ疲れちゃいます。
そんなもんです。

僕も1週間のうちに1日は使いものにならないというか、休みの日に寝てます。
昼寝が多いです。

だから普通と言えば普通だと思うんですが、でもやっぱり、少しでもやる気が出るようにしたいな、と思う方は多いと思います。

■ついついやる気が出るもの

やる気がついつい出てしまうものを参考にするのがいいんです。
例えばゲームだったりスマホですね。

強制的にやらせるものは、ギャンブルとかそういうのもありますけど、ゲームやスマホというのはすごく良くできているんです。
だからついついやり過ぎちゃうじゃないですか。
それってすごいですよね。

どういう特徴があるかというと、ゲームの場合は、目的をハッキリさせて細かく可視化することが、ゲームがやる気を出させるポイントなんです。
こういうのをゲーミフィケーションと言ったり、ゲームの設計の話と言ったりしますけど、どうやってゲームをしてもらうか、楽しんでもらうかというときには、目的をハッキリさせる、そして可視化してあげる。
やれば成果が出るのを分かりやすく伝えてあげる、というのがとても重要です。

ゲームデザインをどう考えるかを学んでいく。
それを自分の人生に応用していけば、やはりいい効果が出ますし、やる気を出すことも可能になるのかなと思います。

それからスマホです。
スマホもついつい触っちゃいますよね。
TikTokYouTubeショート、ネットサーフィンとか。

これはどういう仕組みでやる気を出させているのかというと、飽きさせない、ということです。
飽きさせずに色々な情報を与える、そして欲望につなげてあげる、というのが重要なんです。
モテ、お金、グルメ、噂話、人の悪口、人の失敗、そういう欲望にダイレクトなものを繋げる。欲望とちょっと合わせてあげると、やはり飽きにくくなったりするみたいです。

■自分の人生への応用

これらを自分の人生にどうやって応用するかというとです、
これもよく言われている話です。

短期的な目標・目的、中長期的な目標・目的をハッキリさせるということになるかなと思います。

今年の目標は何ですか?
この3ヶ月で達成したいことは何ですか?
5年後、10年後、どうなっていたいですか?

そういうことをハッキリさせればさせるほど、やる気を出してやりやすくなったりします。
自分の人生をドラクエみたいにする。
ドラクエに例えるとわからない人が多いみたいなので、何でもいいんですけど、ゲームのように扱うことが大事です。

YouTubeもよくできているんです。
YouTuberの人にやる気を出させるために登録者数や再生回数など、できるだけ可視化させてYouTubeを撮らせるように作ってるんです、コンテンツ化させやすいように作っている。

欲望につなげるように、YouTuberはお金持ちになれるよとか、収益化と言ったりするじゃないですか。
頑張ったらお金をくれるよ、みたいな形で。
YouTube側によく使われていると思うんですけど、でもおかげで僕も勉強し続けられてますからとても助かっているなと思います。

■なぜできなのか?

じゃあこれがなぜできないか、ですよね。
ハッキリさせることはなぜできないのか、自分の人生をゲームのようにYouTuberのように扱えないのか、ということです。

やりたいことがないから自分の人生はうまくいってないし、どうせやったってうまくいかないと思うからやりたくないです、と患者さんはよく言うなと思います。

やはり臨床していてよく思うのは、そういう患者さんは自分の軸がないというか、自分のことがよくわかってない。
刹那的なものに左右され、自分の人生の軸というのはあんまりハッキリしてないです。

なぜ自分の軸がハッキリしないかというと、避けてるものが多いことが多かったりします。
それがADHDからくる刹那的だとか衝動的だったり、抽象化していく、自分の目標とかそういう具体的なものではなくて、自分の人生とは何か、夢とは何か、生とは何か、そういうことを抽象的に考えていくのが苦手というのもあるのかもしれないですけど、そういう体質的な問題は置いておいて、なぜ自分の軸が持てないかというと、心の地図が虫食い状態だったりすることが多いからかな、と思います。

その話題は避けている、その思い出は避けている、過去から未来に一貫させるときに、過去の思い出が部分部分抜けているし、トラウマみたいになっているから避けているんです。
現時点においても、私はこれは納得行ってるからいいんです、恋人がいないことは別に納得してるから知りません、何でもいいんですけど、その話題を避けている、虫食いみたいになってる。

ストレートに何かを考えることができなくて、常に回避したり、ウネウネしながら考えているので一本筋が通らない、という感じです。
だから目標や目的がわかりにくくなってしまうのです。

コーチングは臨床では使わないんですが、コーチングでは語ることでスッキリさせるということになります。
自分たちに考えてもらうためのアシスタントをすればいい、というのがコーチングの発想です。
これは虫食いじゃないということなんです、コーチングの人たちは。

クライアントの心の地図が虫食いじゃないということです。
一緒に話すことでどんどん物事がスッキリしていくということになります。
僕もインタビューを受けたり、自己紹介を求められる場面が最近多いんですけど、それを受けるたびに疑似的なコーチングになって、自分自身の考えがまとまってくるということがあるんです。

同じことが患者さんに起きるかというと、そういうことは起きなくて、それはなぜかというと、不安とか回避が起きているからなんです。
患者さんはストレートに語ることはできない。
語ろうとしても語ることができない。
抵抗に合うんです。
だから我々医療者、治療者というのは特別な技術が必要とされるということになります。

どうやってストレートに話していくのかというと、これもシンプルです。
この虫食いの部分を一個一個解決していくということなんです。
こういう虫食いのところをゆっくり丁寧に、傾聴をベースに、安心できる場所で一個一個しゃべっていく。
そして不安や回避されているものを解決していくということになります。

もう一回まとめに入りますが、やる気が出ない時の対処法というのは、一般的にはゲームやスマホを参考に目標設定をハッキリさせたり、ついついやっちゃうものを自分の生活に応用して取り込みましょう、ということになりますが、臨床場面ではそうではなくて、むしろこの心の地図にある虫食いのところ、不安や回避しているものを解決していく、そして自分のことをストレートに語れる、自分の軸をハッキリさせていく、ということになっていくのかなと思います。

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