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「鉄砲水の瞬間」南米各地で“異常豪雨”キリマンジャロでは山火事“異常事態”(2022年11月15日)

「鉄砲水の瞬間」南米各地で“異常豪雨”キリマンジャロでは山火事“異常事態”(2022年11月15日)

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97,317 回視聴  2022/11/15
 ハリケーンが過ぎ去った後の南米で洪水被害が続出しています。ベネズエラでは地鳴りの後に鉄砲水が押し寄せる様子をカメラが捉えていました。

 響き渡る地鳴り。逃げ出す住民たち。そして…鉄砲水が発生。建物を押し流したのです。

 場所は南米ベネズエラ。先月のハリケーン以降、断続的に大雨が続き、各地で洪水が発生していました。

 ベネズエラ北部に位置するこの集落も豪雨により土砂崩れが起きたのです。

 住民:「水の行き場がなくなって家の中に流れ込んできた」

 山にとどまっていた水が一気にあふれ出し、およそ20軒の家が流されたのです。

 アフリカでは干ばつにより深刻な水不足に。大地が乾くと引き起こされるのが…。

 激しい煙を上げ、燃え広がる炎。

 ここはアフリカ最高峰キリマンジャロ。標高は5865メートル。

 先月下旬、大規模な山火事が発生。火災は標高4000メートルの登山道で発生したとみられ、すぐそばには登山客たちのテントも…。

 当初、当局は「鎮火した」と伝えていましたが、炎はおさまっていませんでした。

 2週間以上、続いていた山火事。

 ポーランド人観光客:「実際本当にひどい状態です。私たちの後を火がついてくるような感覚です」

 1カ所ごと火が消えているか確認。現在、当局は「ほとんど鎮火した」と話していますが、山火事は一度発生すると完全に鎮火させるのは困難だといわれ、火種が残ってる可能性も…。

 スモッグに覆われているインドの首都ニューデリー。大気汚染は深刻化し、ぜんそくなどの患者は増加。

 原因の一つとされているのが「野焼き」。大量の煙を出すため、インドでは罰金刑が科せられることもあるといいます。

 しかし、水面下で行われている野焼き。その実態をカメラが捉えました。

 太陽が沈むと、闇夜のなかうごめく炎…。その数は増えていきます。瞬く間に炎は拡大。火を放った彼らの言い分とは…。

 インドのとある小さな村。闇夜に紛れ、次々に火を付けていきます。枯れ草や切り株を焼き払う「野焼き」。

 地元メディアによれば、インドでは野焼きを行うと罰金刑になる可能性もあると伝えてます。

 野焼きをする農家:「私たちは小さな土地しか所有してない。草木の処分に他の方法がない」

 作物を作るうえで、野焼きをするしかないと訴えます。

 映像をよく見ると、農家の1人が火の付いた草木を拾い、炎を拡散させている姿が…。

 彼らもスモッグの原因の一つが野焼きの煙であると認識はしているのですが、生活するためにはやむを得ない。そう話しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp