24日からこの冬一番の寒気 広い範囲で大雪おそれ 早めの備えを
2023年1月21日 19時27分
冬型の気圧配置が強まるため、来週火曜日、24日からはこの冬一番の非常に強い寒気が流れ込んで北日本から西日本の広い範囲で気温が平年より低く、大雪となるおそれがあります。今後の情報に注意して、早めに雪や低温への備えを進めるようにしてください。
気象庁によりますと、21日は寒気の影響で最高気温は札幌市でマイナス2.8度、仙台市で4.6度、広島市で8.2度、大阪市で8.3度、東京の都心で9度ちょうどなどと各地で20日より3度から4度余り低くなりました。
一方、来週の24日火曜日から26日木曜日ごろにかけては冬型の気圧配置が強まり、日本の上空にはこの冬一番の非常に強い寒気が流れ込む見込みです。
このため北日本から西日本の日本海側を中心に大雪や荒れた天気となり、九州や四国、東海など太平洋側の広い範囲でも警報級の大雪や暴風雪となる可能性があります。
気温もかなり低くなり、東日本や西日本の各地で最低気温が氷点下となる見込みで、各地で大雪や路面の凍結による交通への影響が出るほか、水道管の凍結などのおそれもあります。
このほか、海上は北日本から西日本の日本海側や沖縄県を中心にしけとなり、大しけとなるところもある見込みです。
今後の情報に注意して、早めに雪や低温への備えを進めるようにしてください。