ホテルで火災報知器鳴らす 「従業員が来ると思った」迷惑男逮捕
118,324 回視聴 2023/02/17
額と首回りにタトゥーが入った男。
職業不詳の久永小太郎容疑者(36)。
宿泊先のホテルで、火災報知機を2度鳴らし、従業員の業務を妨害した疑いで逮捕された。
現場となったホテルの常連客で、以前から従業員に多くの要求をする、いわゆる“カスハラ男”だったとみられている。
事件は15日夜、東京・大田区にあるビジネスホテルで起きた。
調べによると、久永容疑者は、午後8時21分に、火が出ていないのにもかかわらず、ホテルの火災報知機のボタンを押し、非常ベルを鳴らした。
従業員は、久永容疑者がボタンを押したと判断し、ベルを止め、2分後に、「宿泊客が火災報知機を押した」と110番通報。
すると、それから4分後、久永容疑者が再びボタンを押したのだ。
6分の間に、非常ベルが2回鳴る事態に、ほかの客も110番通報。
これが消防にも転送され、ホテルにパトカーや消防車が駆けつける事態となった。
このため、ホテルの従業員らは、通常の業務に当たることができず、ほかの客への対応などを余儀なくされた。
久永容疑者は、現場となったホテルを2022年6月から80日ほど利用。
その都度、従業員に数多くの要求や無謀な注文をし、トラブルとなっていたという。
今回の事件について、容疑を認めている久永容疑者。
火災報知機を押した理由について、「非常ベルが鳴れば、従業員が来ると思ったので押した」と供述しているという。
また、2回押した理由については、「来なかったので、もう一度押した」などと話しているという。
FNNプライムオンライン
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