着物リメイク　合わせの着物からそのままコート

7,156 回視聴 2022/12/30 ＃着物リメイク
骨董舎店内で定期的に開催している着物リメイク教室
今回は、合わせの着物を解かずそのまま利用してコートにリメイクします。
着物をそのまま使うので、裾回しに汚れや傷みがない着物を使いましょう。

【作り方】
①合わせの着物に型紙を置いて裁断します。
着物の裏に型紙を置き、表地と裏地が動かないようにしつけをかけます。
着物の上前と下前がコートの前開き部分になります。
型紙を置く場所、裏表に注意してください。

②着物の両袖を解き前袖と後袖、襟を裁断します。
表地、裏地、袖口布をほどきアイロンをかけます。
両袖に型紙を置いて袖を裁断します
左右袖でコートの袖（前袖と後袖）各２枚と襟２枚を裁断します。
着物の幅は狭いので前袖と後袖を耳ではいでつくります。
裏地も同じように裁断します。

③身頃の肩を縫います。
裏地同士を中表で返し縫い、表地同士も同じように縫い、縫い代を割る。
（縫い代の厚みが薄くなり、縫い代も見えない。）
これでコートの身頃が完成しました。

④裏地の袖口に②で解いた袖口布を縫い付けます。

⑤袖を縫います。
前袖と後袖を耳ではぎ合わせます。
はぎ合わせたら、袖を筒状に縫い合わせます。
袖口裏に袖口布を縫い付けます。

⑥袖を身頃につける。
袖を身頃に差し込んで身頃の表裏と袖の表地を縫い付ける。
袖の裏地を5mm幅のコの字まつりで縫い目が見えないように縫います。

⑦背中のタックを縫う
コートを着てみてタック幅を決める。
くるみボタンやアップリケなど飾りをつけるとポイントになります。

⑧襟を縫い身頃に縫い付ける。

⑨ボタンのループ、スナップ、ボタンを付けつる

【ループの作り方】
正バイアスで、幅1.5cmで裁断し、中表で半分に折り、上から3mmを並縫いする。
表に返して縫い付ける。ループの中に毛糸を入れると切れにくいくなります。

着なくなった着物や帯、もらってそのままになっている和装を洋服にリメイクしてみませんか？
随時、参加者を募集しておりおりますので、お気軽にお問い合わせください。TEL090-2660-8011　https://www.antiques-store.com/kottousha
骨董舎で2011年から定期的に開催している人気講座です。
少人数制ですので初心者の方でも安心してご参加できます。

【開催場所紹介】
骨董舎は、古好屋が群馬県前橋市で運営する骨董店です。
骨董好きな方に楽しんでいただく事はもちろんですが、骨董にはあまり馴染みのない方にも興味を持ってもらいたいとの思いから、和洋問わず古いもの、美しいものを厳選しています。
ハンドメイドに利用しやすい安価な着物や帯、古布などもございます。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝オススメ動画＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
着物リメイクをはじめたい方
https://www.youtube.com/watch?v=jJ3EZ...
初心者におすすめの骨董店　骨董舎店内を紹介①
https://www.youtube.com/watch?v=CRRg9...
初心者におすすめの骨董店　骨董舎店内を紹介②
https://www.youtube.com/watch?v=7mR-u...
初心者におすすめの骨董店　骨董舎店内を紹介③
https://www.youtube.com/watch?v=4IrX3...

◆◆◆取り扱い商品◆◆◆
武具（刀剣、鐔、目貫、縁頭、鎧、兜）提物（印籠、胴乱、煙草入れ、差し、根付）
宗教関連（木彫仏像、石仏、仏教具）
古陶磁（伊万里、九谷、唐津、薩摩、備前、志野）
現代陶磁器（魯山人、富本憲吉、徳田八十吉、島岡達三、近藤悠三、今右衛門、柿右衛門ほか）
中国・韓国古陶磁（七官青磁、李朝、高麗青磁ほか）
洋食器（マイセン、オールドノリタケ、ウエッジウッド、ロイヤルアルバート）
貴金属（銀製品、指輪、ネックレス、カメオブローチほか）
茶道具（棗、茶入、水指、茶釜、各種棚、風炉、炉縁ほか）
和装（着物、帯、和装小物、帯留め、かんざし、こうがい、くし）
古書画（絵画、浮世絵、掛軸、短冊、版画）
蒔絵（紙料箱、硯箱、印籠、花台、飾り台、輪島塗椀、盆）、海外アンティーク（ガレ、ドームナンシー、マイセンほか）
家具（和箪笥、テーブル、ドレッサー、アンティークチェア）
機械・細工物（懐中時計・大名時計・煙管・矢立）
その他（古銭、和楽器、竹籠、七宝、芝山象嵌ほか）