シニア情報局

シニア・高齢者向けの情報を発信させて頂いております。

智に働けば角が立つ情に棹させば流される

智に働けば角が立つ情に棹させば流される

www.jlogos.com

■ 無料版JLogos(ジェイロゴス)は、2005年に開始された携帯公式サイトでの有料月額会員版JLogosの辞書の中から、よく使われる辞書群をピックアップし"完全無料"で公開しています。現在利用できる辞書数は約50冊ですが、随時追加します。

 

名言名句
智に働けば角が立
つ情に棹させば流される意地を通せば窮屈だとかくに、人の世は住みにくい
【解説】
草枕』冒頭に出てくる名句。人づきあいの難しさを説いたもの。世間の人とつきあうときには、頭のいいところが見えすぎると嫌われる。あまりにも情が深いとそれに流されてしまう。また自分の意見を強く押し出すと、衝突することも多く世間を狭くする。人づきあいというのは、智と情と意地のバランスを上手にとらなければならず、なかなか困難なことだ、というのである。
【作者】夏目漱石
【生没年】1867~1916
【職業】作家
【出典】草枕
【参考】草枕』は、青年画家を主人公非人情の世界を描いた漱石初期の代表作。

 

朗読「草枕(前篇)」夏目漱石

youtu.be

755,049 回視聴  2018/01/11  #朗読 #日髙徹郎
#朗読 #日髙徹郎 #Kusamakura

Kusamakura,Natsume Soseki
夏目漱石草枕」第1章から第7章まで。朗読:日高徹郎。2006年から2007年の間に収録したものです。再生3時間10分。岩波文庫2005年11月4日第100刷