【宅配危機】「精神的にもくる」再配達をめぐる”過酷な現状”に密着…相次ぐ不在に悲鳴 政府異例の呼びかけ「2024年問題」
【宅配危機】「精神的にもくる」再配達をめぐる”過酷な現状”に密着…相次ぐ不在に悲鳴 政府異例の呼びかけ「2024年問題」
私たちの生活に欠かせない「宅配便」。
コロナ禍以降、ネット通販などを利用する人が急増、国内の宅配件数は大きく増加しました。しかし近い将来、必要なときに荷物が届かない、そんな事態が起こりうるといいます。
これまでドライバーの長時間労働が課題となってきた運送業界は、働き方改革の一環で、時間外労働の規制が2024年4月から強化されます。この法改正は、ドライバーの労働環境の改善につながる一方で、長時間労働で賄われていた宅配サービスが機能しなくなる可能性も。
こうした中、政府は14日、「2023年4月を『再配達削減PR月間』と位置づけ、再配達削減に向けた取り組みを強力に推進していく」と発表しました。
宅配ドライバーの大きな負担となっている、不在時の「再配達」。
「めざまし8」が都内の配送業者を取材すると、再配達をめぐる過酷な現状が見えてきました。