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巨人敗れて阪神ミラクルCS進出決定 矢野監督ラストイヤーで三つ巴の3位争い制す

巨人敗れて阪神ラクルCS進出決定 矢野監督ラストイヤーで三つ巴の3位争い制す

news.yahoo.co.jp

巨人が1日のDeNAに敗れたことで、阪神は1試合を残してクライマックス・シリーズ(CS)進出が決まった。

【写真】1日の練習で、矢野監督(手前)が見つめる中、フリー打撃を行う佐藤輝

 今季の3位争いはし烈を極めた。9月26日の時点で残り2試合の巨人は3位、残り3試合の阪神と広島は4位で並び、0・5ゲーム差で追っていた。

 直接対決が残っていないため、例え勝利を重ねても、ライバルの勝敗によっては突破できない可能性がある混沌とした展開。さらに、全日程終了時点で、3球団が同じ勝率で並ぶという極めて珍しい状況さえも考えられた。その場合は、3チーム間の「合算対戦勝率」で上位の広島に軍配が上がる構図だった。

 三つ巴の歴史的大混戦から、阪神は9月27、28日にヤクルトに勝利。2連勝で重圧をかけたことが生きたか、広島が同29日、30日にヤクルトに連敗して脱落した。1敗もできない状況に追い込まれた巨人は、この日、力尽きた。

 今季限りでの退任を表明している阪神・矢野監督は終盤の驚異的な粘り腰で、日本シリーズ進出への望みをつないだ。就任1年目の19年はラスト6試合に全勝してCS切符をつかんだ。それを彷彿とさせるミラクル劇だった。今季は負け越しが確定しているものの、就任4年連続でチームをAクラスに導いた。