シニア情報局

シニア・高齢者向けの情報を発信させて頂いております。

高齢者を身近な危険から守る本

高齢者を身近な危険から守る本 単行本 – 2021/8/24
森 透匡 (監修), 平松 類 (監修), 三平 洵 (監修)5つ星のうち4.1    4個の評価

ニセ電話詐欺、還付金詐欺架空請求詐欺など特殊詐欺の被害者の8割以上が65歳以上の高齢者。年々手口が巧妙になっていて、ひっかからないための知識を身に着けておきたいもの。また、スリやひったくりにあいやすいのも高齢者です。<br />普段の暮らしのなかにも危険はひそんでいます。家の中での転倒やヒートショック、火事を起こしやすいといったことのほか、外出先での事故などにも注意が必要です。<br />さらに、最近では、地震や台風、集中豪雨などの被害が深刻です。いざという時のための備えについても生死に関わることなので、知っておきたい事柄です。<br />本書では、「詐欺・事件」「暮らしの危険」「災害」という3部構成で、それぞれの専門家が事例をもとに予防や対策について解説しています。<br />「まさか自分が被害にあうなんて思わなかった。」これは、詐欺や災害で被害にあった人が言うお決まりのセリフです。「自分は大丈夫」といった考えは捨てて、安全・安心な暮らしのために、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

著者について
一般社団法人日本刑事技術協会代表理事。元千葉県警警部。詐欺、横領、贈収賄事件などを扱う知能・経済犯担当を約20年経験。退職後、刑事時代に体得したスキル、知識を用いて社会生活の向上とビジネスの発展に寄与する目的で、一般社団法人日本刑事技術協会を設立。著書に『元刑事が教えるウソと心理の見抜き方』(明日香出版社)、『元知能犯担当刑事が教える ウソや隠し事を暴く全技術』(日本実業出版社)、『刑事(デカ)メンタル』(ダイヤモンド社)がある。