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自宅での最期を支える「看取り士」、コロナ禍で悔やまぬよう「抱きしめてありがとうと旅立ちを」

自宅での最期を支える「看取り士」、コロナ禍で悔やまぬよう「抱きしめてありがとうと旅立ちを」

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 ” 看取り士”の需要がコロナ禍で高まり続けている。”病院で死ぬ”という何十年も続くシステムがある一方、看取り士は「抱きしめて看取る」を理念に掲げ、自宅での最期を支援する。養成し、民間資格として認定する一般社団法人日本看取り士会(岡山市)の設立から10年、有資格者はコロナ前と比べて倍増して全国で2000人を超えた。会長の柴田久美子さん(70)は「コロナ禍の看取りでは、最期の豊かな時間を共にできず悔いを残している家族が大半です。その悔いは、大きなトラウマになることもあります。病院は看取り方を教えてくれません。プロの手を借りて、後悔のない看取りを果たしてほしい」と訴える。今年7月、コロナ禍の面会制限の中、病院で父を看取った記者が、良い看取りとはどういうものなのか、柴田さんに話を聞いた。(デジタル編集部 斎藤健二)