「うちのお婆ちゃんかもしれない」釧路市の女児、路上で連れ去り…認知症すすんだ女性の行為と判明、事件としない対応
「うちのお婆ちゃんかもしれない」釧路市の女児、路上で連れ去り…認知症すすんだ女性の行為と判明、事件としない対応
6日午後、北海道釧路市の路上で、小学生の女の子が高齢の女性に一時、連れ去られました。その後の捜査で、かなり認知症のすすんだ女性の行為だったことが判明し、警察は、事件としないことを決めました。
6日午後3時すぎ、釧路市鳥取大通4丁目の路上で、70歳くらいの女性が小学生の女の子に声をかけ、手をつかんだまま歩いて連れ去りました。
女の子の知り合いの男の子が、2人が歩く姿を見かけ、不審に思って声をかけると、女性は、そのまま立ち去りました。
女の子にけが、体調不良などはありません。
男の子の家族から通報を受け、警察は、女性の服装などの情報を公表、行方を追っていました。
その後、報道を見た女性の親族から「うちのお婆ちゃんかもしれない…」という通報があり、警察が調べたところ、かなり認知症のすすんだ女性の行為だったことが判明しました。
警察は、事件とせず、女性は入院などで、治療を受ける措置がとられるということです。