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アイデアのつくり方

 

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アマゾン選定、
これだけは読んでおきたい
オールタイムベスト
ビジネス書100入り!

1940年から
世界中の人々を魅了し続ける
不変の法則。不朽の名著。

(序文より)
この小さな本のなかで、ヤング氏は、
もっとも学術的で詳細な広告原論よりも
さらに貴重なことを私たちに教えてくれている。
個々のコミュニケーションの
骨や肉にあたるものだけではなく、
その魂ともいうべきアイデアを語っているからだ。

生化学者は、大した費用もかけずに
人間の肉体を組み合わせることができる。
しかし、人体に生命の火を
スパークさせることはできない。
ヤング氏がここに書いているのは、
創造のスパーク、アイデアなのだ。

イデアこそが広告に精神と生命を吹きこむ。
広告制作者がその手腕を発揮する上で、
これより大切なものはない。

創造の過程における
心の営みを記述するときのヤング氏は、
私たちのもっとも偉大な思索家たちの
幾人かの人々の伝統に連列なる人物である。

バートランド・ラッセル
アルバート・アインシュタインのような
科学の巨人が、
このテーマで
彼とほぼ同じ趣旨のことを
説いているということが、
ヤングの偉大さの何よりの証しだ。

知識はすぐれた創造的思考の基礎ではあるが、
十分でない。
知識は、よく消化されて、最終的に、
新鮮な組み合わせと関連性をもった姿となって
心に浮かび出てこなければ意味がない、
という点で彼らの意見は一致する。

アインシュタインはこれを直観と呼び、
直観だけが新しい洞察に到達する
唯一の道だと言っている。

手に入れたアイデア
価値あるものかどうかは保証の限りではない。
このことを言ったのは
ヤング氏がはじめてだったのではないか。

イデアの良し悪しは、
遺伝子までも含めてあなたのもつ
すべての資質と能力できまるものだ。
しかし、ヤングがこの本で
単純明快にまとめた手法に従って
イデアづくりに取り組めば、
あなたは自分の能力と素質のすべてを
最大限に生かせることになるだろう。
この問題の核心に触れることができるのは
ヤング氏のおかげである。

長年にわたって広告活動に携った結果、
適確でドラマチックなアイデアの作成が
コミュニケーションを成功させる鍵だ
ということを、彼は体得したのである。

彼はそのことを鮮明に
私たちに理解させてくれるばかりでなく、
その目標に向かってゆく
道筋へも教示してくれている。

 

内容(「BOOK」データベースより)
60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。《アイデアをどうやって手に入れるか》という質問への解答がここにある。
レビュー
この小さくて薄い本は、1939年に大学院の講義で紹介され、
1965年の初版が刊行された半世紀の歴史を持つ不朽の名著である。
著者のジェームス・W・ヤングは、前書きで次のように述べる。

「このテーマは本来専門の心理学者の手がけるべきものだが、私は心理学者ではない。
従って私のこの小論は、人がアイデアと呼んできたものを作り
仕事でくらしをたてる以外に能がなかった人間の個人的な経験談としての価値しかない。」

ヤングは、少年時代から数々の仕事を経験した後、26歳で広告業界に身を投じ、
数々の斬新な広告のアイデアで頭角を表したが、42歳という若さで引退している。

本書は、
「人はどのようにしてアイデアを手に入れることができるのか」
という疑問に正面から答えようとしており、2つの原理を出発点としている。
一つ目は、
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
そしてもう一つは、
「新しい組み合わせを作り出す才能は事物の関連性を見つけ出す才能に依存する」
というものだ。
当たり前のようにも感じるが、原則なのだから当たり前で良いのだろう。
著者はこう論じる。
イデアは、「材料収集」→「材料の消化」→
「孵(ふ)化」→「誕生」→「検証と発展」という過程で作られる、と。

この中では、「孵化」の部分が特徴的だ。
つまり、あれこれと情報を加工して思考を巡らせた後で、
問題を放り出し、できるだけ問題を心の外に追い出してしまうのである。
そして、十分に孵化した時点で、
「ふとした瞬間」にあたるアイデアの誕生の時が自然にやってくるのだという。

なるほど、確かに問題にぶち当たって、考えに考え抜いている時には、
ちっとも良いアイデアが浮かばない。
が、その問題を忘れた頃、何気ない瞬間に不意に
「わかった! これだ!」ということを多くの人が何度も経験しているのではないだろうか。
ところで、本書の解説を地球物理学者の竹内均氏が書いているが、
その中にも興味深い記述がある。
「ある問題について本を書くには、その問題に関係した話題を約100集めればよい。
一冊あたり原稿用紙の数約300枚を約100で割ると、
1つの話題あたりの原稿用紙の枚数は約3枚になる。

これは新聞の連載小説1回(1日)分の原稿量でもある。
というわけで私は、ある問題に関係した1つの話題を原稿用紙3枚にまとめたものを断片と呼び、
こういった断片をうまずたゆまず作り続けている」という“下り”である。
ちなみに、この本の紹介文も1冊の本あたりそれぞれ原稿用紙3枚程度となっている。
1つの事柄を解説し、言いたいことを伝えるのに、長くもなく短くもない、
丁度よい長さではないかと自分では思っているのだが、読者の皆さんはいかがだろうか。 --Nikkei BP Net/ 内山悟志
著者について
アメリカ最大の広告代理店・トンプソン社の常任最高顧問、
アメリカ広告代理業界の会長などを歴任。
広告審議会の設立者で元チェアマン。