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米 9月雇用26.3万人増 政権の“インフレ退治”進まず


米 9月雇用26.3万人増 政権の“インフレ退治”進まず

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アメリカの先月の就業者数は26万人あまり増加して市場の予想をわずかに上回りました。

アメリカ バイデン大統領
「先月は26万3000人の雇用を生み、私の就任以来1000万人の雇用を創出した」

この日の雇用統計を受け、「アメリカ史上、最も早く雇用を拡大させた」とアピールしたバイデン大統領。ただ、予想を上回る雇用の増加と失業率の改善は、FRBが大幅利上げを何度も繰り返したにもかかわらず、「インフレ退治」が思うように進んでいないことを鮮明にしました。

この内容を受け、FRBが次回11月の会合でも0.75%の大幅利上げに踏み切るとの見方が強まり、ニューヨーク市場ではダウ平均株価が一時、700ドル以上値下がり。円相場も一時、1ドル=145円40銭台まで円安が進みました。

インフレ対策を最優先課題に掲げてきたバイデン氏の最新の支持率は40%前半と低迷したままで、残り1か月で成果を上げられなければ、中間選挙は厳しい結果に直面することになります。