ヘンリー･マンシーニ･ベスト　高音質CD音源

96,924 回視聴 2022/10/05
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🟩数多くのヒット作を生み出し、映画音楽作曲家として“超”有名なヘンリー･マンシーニですが、作曲以外のマンシーニのことをどのくらい御存知でしょうか？
実は、ヘンリー･マンシーニは作曲家であると同時に、編曲、指揮、そして時にはピアニストとしても活動するというように、いくつもの顔を持つ人なのです。
この動画の曲は、マンシーニの死後『ヘンリー･マンシーニ･オーケストラ』の名称を残したまま、彼の編曲や指揮を同じ様に再現レコーディングして作られたもの、マンシーニが直接棒を振っている訳ではありませんが、彼が作り、残したスタイルとサウンドをたっぷり楽しむことが出来ます。

🟩ヘンリー･マンシーニは1924年4月にアメリカ･オハイオ州に生れ、5才の時に家族揃ってペンシルバニア州に引っ越しました。
父親のクイントは製鉄工でしたが、趣味で音楽をやり、特にピッコロの腕前は玄人はだしだったといいます。
ヘンリーは8才の時に父親からこのピッコロの手ほどきを受け、それが音楽活動の第一歩となりました。
マンシーニ一家はイタリア系移民で、歌の国、音楽の国の“血”が両親にもヘンリーにも流れていたのは疑いようがありません。
18才の時ニューヨークへ出、ジュリアード音楽院へ入学、作•編曲法を身につけ、卒業後はピアニストとしてダンスホール等で働いていました。
後にグレン•ミラーに憧れ、彼の楽団への入団を望みましたが果せず、グレンの死後テックス•ベネキーが指揮するグレン･ミラー楽団にピアニスト兼編曲者として参加出来、とりあえず彼の夢は叶えられました。
その後、ユニバーサル映画から短編映画の音楽を編曲して欲しいとの依頼があり、映画の世界との縁も出来ました。
更にここで生涯の友となる監督のブレイク･エドワーズと知り合い、彼がTVから映画へと進むのを音楽面でしっかり支えたヘンリーも、共に有名になって行ったのでした。
ジャズ･フィーリングを根底に持ち、シャープでかっこいいヘンリー･マンシーニの音楽が認められる迄にはそう時間が掛りませんでした。
1961年の『ティファニーで朝食を』から“マンシーニ時代”の幕が開くのですが、この動画の中にそんな彼の売り出し曲も含まれています。
それでは『ヘンリー•マンシーニ』をお楽しみ下さい。

プレイリストは曲名と開始時間です。
曲名前の時間をヒットすると、その曲の頭出しが出来ます。
01. 00:00 ムーン･リヴァー (映画『ティファニーで朝食を』より)
02. 02:28 酒とバラの日々
03. 05:47 時の過ぎゆくまま (映画『カサブランカ』より)
04. 08:06 ディア･ハート
05. 10:46 ピンクの豹
06. 13:58 ある愛の詩
07. 16:50 ロミオとジュリエット
08. 19:16 子象の行進 (映画『ハタリ!』より)
09. 21:47 スター誕生
10. 25:22 見果てぬ夢 (映画『ラ･マンチャの男』より)
11. 27:51 テン
12. 31:17 緑の風のアニー
13. 34:16 追憶
14. 38:09 煙が目にしみる
15. 40:51 エンタテイナー (映画『スティング』より)
16. 44:24 スターダスト
17. 47:25 ひまわり (愛のテーマ)