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今の高齢者の貧困率、かなりヤバイです!
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【動画で紹介したサイト】
・自立相談支援事業所一覧
https://minna-tunagaru.jp/wp-content/...
本日の内容は、こちらになります。
1番目 高齢者の貧困率は?
2番目 なぜ高齢者の貧困率は伸びているのか?
3番目 貧困になった時の支援制度は?
1番目 高齢者の貧困率は?
ということですが、令和4年6月公開の「厚生労働省 生活保護制度の現状について]を見ますと、生活保護を受けている高齢者世帯が急激な勢いで増加していることが分かります。
一番直近のデータである平成4年3月では、生活保護受けている全世帯数は163.5万世帯で、このうち高齢者世帯は全体の55.8%、つまり、約半数を占めているんですね。
2番目 なぜ高齢者の貧困率が上がっているのか?
ということですが、主な要因は、次の4つの影響があるといわれています。
①核家族化の影響 ②単独世帯の影響 ③長生きの影響 ④加齢や病気の影響
まず①の核家族化の影響ですが、以前の日本は、親子同居の世帯が圧倒的に多かったので、親の収入が少なくても、生活保護を受けずに暮らすことができました。
しかし現代は、核家族化の増加により高齢者のみの世帯が増えていますし、また今の子の世代は、親の世代と比べれば、経済的に厳しい状況に置かれている人が多いので、親に援助したくてもできないという経済的な背景も影響していると考えられています。
次に②の単独世帯の影響ですが、単独世帯の高齢者の数は、年々増えています。
一方、生活保護を受けている高齢者うち、約9割が単独世帯となっています。
つまりデータ上は、高齢の単独世帯は貧困に陥りやすい傾向を示しているんですね。
次に③の長生きの影響ですが、年金だけでは食べていけない高齢者は貯金を取り崩しながら生活を維持しているわけですが、日本人の平均寿命は年々伸びていますので、寿命よりも先に貯金が底をついた、という現象がおこっています。
最後に④の加齢や病気の影響ですが、今の高齢者は、定年後もアルバイトやパートなどで働く人が増えており、その収入で不足する生活費を補っているわけですが、歳を取れば次第に身体に不調が出ることが増えてきますし、病気になるリスクも高まります。
その結果、パートなどの仕事を辞めざるを得なくなり、貧困に陥ってしまった、ということになります。
3番目 貧困になった時の支援制度は?
ということですが、これが本日の最後になります。
生活が困窮する人に対する公的な支援制度の柱は、生活困窮者自立支援制度、ということになります。
これは高齢者に限らず、全ての年代の人が対象になる制度で、相談に行くと、支援員が問題の解決方法を一緒に考えてくれて、例えば「どのような公的支援が受けられるのか」とか、「状況に応じた支援計画の作成をする」とか、「関係機関への取次ぎをする」などの支援を受けることができます。
この、生活困窮者自立支援制度の窓口は、下記になります。
自立相談支援事業所一覧(https://minna-tunagaru.jp/wp-content/...
このサイトを開くと、全国各地域の窓口名や住所、電話番号などの一覧が掲載されていますので、必要な方は、是非チェックしてみてくださいね。
高齢者の貧困率は?男女による違いとは - Gooddo
そして平均寿命が長くなってきていることも関係し、高齢者世帯の貧困率(所得が国民の平均値の半分に満たない人の割合)は増加傾向にあるのです。 2016年時点で「65歳以上の高齢者がいる世帯」の貧困率は27%ほどと発表されています。 高齢者世帯の4世帯に1世帯が貧困状態に陥っているということになります。