シニア情報局

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危機に立つ“中流”

 

危機に立つ“中流

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「生活が悲惨な感じでもありませんでしたが、中流の定義は自分の中ではもう少し上のイメージでした」

正社員として働き続けてきた55歳の夫とその妻。
これまでの生活を振り返って、こうつぶやきました。

住宅ローンの残りはおよそ900万円。
貯蓄も十分とはいえず、定年後も働き続けるつもりです。

かつて“一億総中流”と呼ばれた日本社会は今、どうなっているのか。独自に行ったアンケート調査の結果も踏まえて考えます。

(社会部記者 宮崎良太、佐々木良介、大阪放送局・コンテンツセンター第3部 馬宇翔ディレクター)