亡き兄から”託された”こと~大阪クリニック放火事件1年
亡き兄から”託された”こと~大阪クリニック放火事件1年
医師だった私の兄です。
1年前、大阪の心療内科のクリニックが放火された事件で亡くなりました。
事件のあとになって、私は、クリニックの院長だった兄が苦しむ患者さんを救いたいと懸命に向き合っていたことを知りました。
そして、生きづらさを抱えながらも、懸命に生きている患者さんのことも知りました。
事件をきっかけに、いま、思うことがあります。
『困っている人にみんなが手を差し伸べる、そんな未来にしたい』
兄とともに妹の私が歩んだ1年の記録です。